東京レストランツファクトリー様 ~スポットシェフ導入事例~
シェアダイン編集部
手軽に料理に取り入れやすく、食べ応えがあるハムやウインナーなどの加工肉は、普段から加工肉を食べる機会が多いですよね。子供から大人まで好んで食べる方も多い加工肉について、どんな種類があるかご存じでしょうか?
加工肉は種類も豊富でそれぞれに特徴があり、理解すればさらに美味しく料理にも取り入れることができます。加工肉の種類や特徴について、おすすめの調理法とあわせて解説していきます。
豚肉や牛肉、鶏肉などを加工処理した肉製品のことをさします。ハム、ソーセージ、ベーコンなどでそれぞれ調理工程が異なります。
また、生肉に脂肪などを注入した脂肪注入加工肉など、外見からは生鮮食品の肉類と区別しにくいものも含まれます。
加工肉は保存性が高いのが特徴で、賞味期限は平均3〜4週間といわれています。生肉は数日の消費期限のものが多いため、加工肉は保存性に優れており買いだめにも便利です。
さて、普段食卓にならぶことも多い加工肉の種類はどんなものがあるかご存じでしょうか。ハムやベーコン、ソーセージなどは手軽に料理に取り入れられ、子供から大人まで好んで食べている方も多いですよね。
次は加工肉の種類について紹介していきます。
ハムとは「豚のもも肉」を意味し、伝統的なハムとは「骨つきのももを加工したもの」です。現在は主にもも肉とロース肉でつくられており、塩漬けにし熟成させたあと燻製にし、ボイルして仕上げます。ヨーロッパでは、ハムといえば「生ハム」を指し、非加熱のものが多く加熱したものは少ないと言われています。
ハムのなかには使用する部位や製法の違いによって様々な種類があります。
ハムは熱を通さなくても食べられますので、朝食など時間がない時間にもおすすめの食材です。
定番サンドイッチやトーストにはさんだり、サラダにプラスすれば簡単にタンパク質もアップできます。少しお洒落な料理にしたいときは、生ハムを使ってチーズと盛り合わせたり、クラッカーの上に乗せても一気に特別感がアップします。
ベーコンは豚のバラ肉を塩漬けしてスモークしたものです。ハムとベーコンの違いは、ハムは燻製後にスチームやボイルをするのに対し、ベーコンは燻製で終わります。
ロースベーコン:ロース肉を使用したものです。
・ショルダーベーコン:豚肩肉を使用したもので他のベーコンと比べ、脂質が少ないことが特徴です。
・パンチェッタ:イタリア語で豚バラ肉を意味します。豚バラ肉に塩をすりこみ、熟成・乾燥させたものです。
スライスしたベーコンは使いやすく忙しい朝食やお弁当の一品にも使われます。定番に卵を一緒に焼いてベーコンエッグにしたり、野菜を巻いて焼いたりと子供も大人も人気があります。
主な原料としては豚肉が多く使われますが、牛肉・鶏肉だけでなくイノシシやシカ肉を使ったものまであります。製造方法は原料の肉をミンチしたあと味付けし羊腸に詰め、その後2ヶ月ほど乾燥熟成させます。水分が少ないので長期間保存できるのも特徴です。
・チョリソー:細身のタイプで豚赤みとバラ肉を荒切りにし、塩・パプリカ・にんにくなどを混ぜた後、豚腸に詰めて3ヶ月程度乾燥させたものです。
・モルコン:大きく刻んだ赤み肉で作るものです。
・ミラノサラミ:大型のタイプで細挽きの豚ひき肉を使用したものです。
・ナポリサラミ:中型のタイプで粗挽きの豚ひき肉を使用したものです。
サラミはそのまま食べても味が濃く食べ応えがあるので、ワインのお供にぴったりです。生ハムや他の種類のサラミ、チーズやオリーブなどを盛り合わせにすると食卓が華やかになりますよ。おつまみのイメージが強いですが、サンドイッチの具やピザのトッピングに使ってもいいアクセントになります。大根やレタスとの相性もよく、サラダにプラスするとタンパク質もアップし栄養バランス的にもおすすめです。ほどよい塩気が絶妙にマッチし、見栄えもよくおもてなしにも使える一品。じゃがいもやチーズと合わせてグラタンなども簡単に作れたりと、そのままでも料理に使っても幅広く活躍してくれること間違いなしです。
ハムは塊肉をそのまま加工しますが、ソーセージは豚ひき肉を香辛料などと練り合わせて薄い膜状の袋に詰めた加工肉です。また、原材料として豚肉以外にも牛肉や鶏肉を使うこともあります。
・ウインナーソーセージ
・フランクフルトソーセージ
・ボロニアソーセージ
これらは食卓でもよく食べられているもので、同じ製法の中の太さの違いによる区別となっています。豚肉、牛肉、鶏肉などのミンチを塩漬けしたものに香辛料を加えて羊腸に詰めた後、燻製してボイルしたものです。
・レバーペースト肝臓と脂肪を糊状に練り合わせた後、燻製・加熱したものです。栄養素を豊富に含んでいます。
手軽に使いたいときはウインナーソーセージがおすすめ。さっと焼いたりボイルするだけでジューシーになるのでお弁当にも嬉しい一品です。チャーハンやパスタの具に入れてもボリューム感がアップします。フランクフルトはパンとの相性も抜群です。コッペパンに野菜やチーズと一緒に挟めば栄養バランスもよく食べ応えもあります。
お洒落な料理にしたいときにはレバーペーストがおすすめです。バゲットを添えればいつもとは違った一品になってワインと合わせてもおいしくいただけます。
普段食事に取り入れている加工肉の種類やおすすめ料理について紹介しました。美味しいだけでなく手軽に使えるので、それぞれの種類にあった料理に使ってみてください。手軽な一品から手の込んだ料理までレシピの幅が広がりますよ。タンパク質はもちろんのこと、お肉なのでビタミンB1やビタミンCが豊富に含まれているのも嬉しいポイント。一方で脂質や塩分も含まれているので、使いすぎないようバランスのよい食事を心がけてください。
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