株式会社クリエイティブリゾート ~スポットシェフ導入事例~

シェアダイン編集部

作成日：2023/01/11

更新日：2023/01/17

株式会社クリエイティブリゾート様について

「全ての人のライフスタイルにわくわく感を提供する」をモットーに、株式会社クリエイティブリゾートは2014年に創業した当初から、リゾート地にてサービス業を中心とした事業を複数展開して参りました。

その中のひとつである「冨士天ぷらいだ天」は、店舗中央にメインキッチンを置くことで、「お食事中や待ち時間などで職人が天ぷらを揚げる姿が楽しめる」と国内外多くのお客様からご好評を頂いている人気店です。

スポットシェフを導入しようと思ったきっかけ・今までの課題について

慢性的な人手不足と採用のミスマッチに課題感

冨士天ぷらいだ天の本店がある河口湖は土地柄観光客のお客様が多く、観光業で成り立っている町です。

政府の水際対策が緩和されて以降、海外からのお客様が急激に増加したことは嬉しい悲鳴ではありましたが、当時のスタッフでは到底間に合わず、定休日を設定するなど売上のチャンスロスをしてしまっている状況でした。

その中で、人材紹介や派遣も含めて募集はしているけど、調理の経験がある方からの応募を全くいただけていないことに課題感を持っていました。

地域特有の人件費高騰が採用計画の障害に

また、河口湖は人口に対して飲食店の数が他の土地に比べてかなり多く、労働者を取り合い、比例して人件費も高騰している状況でした。そのような中で、スポットシェフの存在をネットで知り、担当の方からお話を聞く中で、調理のご経験がある方に必要な時に来て頂くことができる点と費用感に魅力を感じ、導入を即決しました。

スポットシェフを導入する際に不安だったこと

地方という土地柄、シェフの方からご応募を頂けるのかという点は不安がありましたが、担当の方が積極的にシェフの方に連絡を入れるなどサポートして頂いたおかげで、結果として複数名のシェフからご応募を頂くことができました。

スポットシェフを利用して良かったこと

人手不足の解消により営業縮小を避けることができた

人手不足で定休日を週に1日設けていたのが、スポットシェフを利用し定休日を撤廃したことで、月間13％の売上ロスを防ぐことができました。

シフトが回せるようになり、既存人材の働く環境が向上した

繁忙期と重なり社員の残業時間が一時的に増加した月と比べて、約60％残業時間の削減ができました。

また、人手不足により1人のスタッフに対する業務負担が大きかった所が解消され、更に安定的に社員の休憩、お休みを回すこともできるようになり、従業員の働き方、モチベーション改善にも繋がり、店舗全体の雰囲気も良くなったと感じています。

シェフの実際の仕事内容について

シェフの方へは、朝の仕込みから営業時間中の調理、中間仕込み、クローズ前のキッチンの仮締め作業などをお願いしております。野菜のカット含めた天ぷらの食材の仕込みから、天つゆや味噌汁などの汁物、ご飯、うどん等の麺類まで、簡単な作業ですが幅広くお願いをしております。

忙しい店舗でオープンからクローズまで通しで営業をしているため、常にウェイティングのお客様が絶えず、スピード感が求められますが、飲食店経験者で調理師の方に来ていただけている分、安心感があります。

ある程度まとまった期間や複数日お申込みいただいたシェフの方は、3日～5日程度である程度の営業中のキッチンのオペレーションをお任せできているので、サブとして既存スタッフが付きながら、中心となって営業を回していただいております。

これまでマッチングしたシェフについて

現在までにマッチングした2名のシェフは調理経験者のため、スピード感が求められる現場での動き方や、こちらが求めていることに対してはコミュニケーション含めて十分に結果を出していただいております。

2名のうちの1名は、板前としてのご経験があることから、和食店（天ぷら屋）の当店のオペレーションの習得がより早かったと思います。

スポットシェフを、今後どのような企業・店舗様におすすめしたいですか？

人手不足で営業が回らない店舗におすすめしたいです。特に地方などで人が集まりにくい場所でも、登録シェフは全国にいること、また、確かに都内が登録数としては多いですが、地方での募集でも住居の用意などで応募が格段に変わるため、ぜひ試していただきたいです。

また、新規で採用しても、早期離職の懸念もあること、またある程度技術がいるような調理などで、未経験の方への教育に時間がかかるなど、人を採用するだけでは解決できないようなことも、スポットシェフを活用することで解消される部分も多々あり、大きな効果を得られると思います。